blkswn lounge

blkswn lounge

概要

2020年に、オンラインでの若林恵・土屋繼によるレクチャーをベースとして始まったのが「blkswn lounge」です。翌年2021年にはメンバーがオンラインで参加する「仮想編集会議」という形式を取り入れるなど、プログラムの内容に徐々に変化を加えながら、2024年には5期目に突入しています。


成り立ち

コロナ禍によるロックダウンが始まったことで、黒鳥社の地下1階「黒鳥福祉センター」でライブイベントの開催ができなくなってしまいました。その「黒鳥福祉センター」の家賃をカバーするためのプログラムをつくろうと黒鳥社代表の土屋が発案したのが「blkswn lounge」でした。当時さまざまなメディアや出版社が取り組んでいた、サロンのようなことをやろうというアイデアです。

2020年の第1期は、オンラインでしか開催できないという制約のもと始まりました。若林・土屋によるレクチャーをベースにしながら、どうすれば参加性を高められるかが課題でした。2期目(2021年)からは、雑誌の編集会議のイメージで、特定のテーマを参加者に提供し毎月オンラインで「仮想編集会議」を開き、テーマに対して調べてきたことを発表するという形式で開催しました。

4期目(2023年)からは、雑誌の特集テーマを広げ「企画」をテーマに、例えばある空間を題材に企画アイデアを出し合い、学び合うという形式で行われています。

また、プログラム中には参加者全員と一対一でランチをする「1on1 メンタリングミーティング」を開催しており、若林と参加者の関係性が深まるなか徐々にコミュニティのようなものが形成され、新たな関係性を通じて仕事の依頼をいただいたり、参加者間でのコミュニケーションが生まれたりして、交流の場としての意義も大きくなっています。土屋が中心となり、参加者と一緒に旅行をする大人の修学旅行的な活動も始まっています。