SXSW2019を振り返る気軽な会
概要
2019年のSXSWで言い知れぬモヤモヤを感じた若林恵が、ライゾマティクス(現パノラマティクス)の齋藤精一さん、インフォバーンの小林弘人さんをお迎えして、SXSWを通して見た日本の姿について、あれこれお話ししました。
成り立ち
毎年3月にテキサス州オースティンで開催される、業界プロフェッショナルとクリエイターのためのフェスティバル・見本市・カンファレンス「SXSW」。2011年以降音楽産業以外からの参加者も増え、毎年日本から1000人以上が参加するようになりましたが、2019年のSXSWに参加してみた若林は言い知れぬモヤモヤを感じたといいます。
かねて若林と親交の深いライゾマティクス(現パノラマティクス)の齋藤精一さんと、現地であれこれ話しているうちに、帰国後にSXSWを振り返るトークイベントを開催しようということになりました。SXSW ASIA主催で開催された第1回に続いて、第2回は黒鳥社が主催となり、出演者としてインフォバーンの小林弘人さんもお迎えしました。
グローバルなテックカンファレンスの場において、日本企業や日本人は、世界に対して何を語りかけ、何を求めるべきなのか。日本企業のプレゼンスの低下が語られるなか、SXSWを通して見た日本企業の姿を改めて批判的に検証しようというのが本イベントの目的でした。
イベントでは、2019年のSXSWに参加されていたSONYやPanasonicといった日本を代表する企業の責任者も急遽ご登壇いただき、日本の先進企業と世界の先進企業の現在地について、忌憚のないディスカッションが繰り広げられました。