blkswn jukebox

blkswn jukebox

概要

音楽を通して揺れ動く社会を、SNS・ポッドキャスト・YouTubeライブ・noteを通じて語るコンテンツ。音楽ライターの小熊俊哉と若林恵が、黒鳥社Twitter(現X)アカウントで 毎日その日の1作品を選んでお届けしています。


成り立ち

ことの発端は、スージー・クアトロでした。2019年3月末にリリースされた、アルバム『No Control(邦題:永劫の女王)』を聴いた若林が、音楽編集者・ライターの小熊俊哉さんに「めちゃくちゃいいよ」とメッセージを送ったところ、黒鳥社のSNS運用の一部をお願いしていた小熊さんから「投稿しときます?」との返信があったことから、毎日SNSに新譜情報を投稿する「音楽マイクロメディア」のアイデアが生まれました。

毎日投稿を始めた当初は、若林がすべての作品をセレクトして、紹介文も一言程度で紹介していましたが、途中からは小熊さんも編集員として参加し、曜日ごとに担当を分けて短い解説を載せるようになりました。

せっかく毎日やっている作業ですので、その活動を膨らませようということから、紹介した楽曲をまとめたプレイリストを作成したりと、取り上げた作品・ランキング・その月に気になった曲などをパッケージさせた記事を黒鳥社noteに公開したり、SNS投稿を拡張させた活動も試みたのですが、案外作業負荷がかかることから、こちらは途中で断念。しかしながら、2020年9月に投稿500回記念で始めたYouTube生配信は、月1回の配信番組「blkswn jukebox: Monthly Playback」として、うまく定例化させることができました。

この配信番組は、宮本貴大さんと朝木康友さんによるサポートのもと制作されていますが、朝木さんは、元々「blkswn jukebox」ファンでたまたま街中で若林に出会ったことから機縁が生まれた方です。小さいながらも、ちょっとしたコミュニティ感を感じられるコンテンツではありますが、マネタイズはずっと課題です。これまで紹介してきた作品を一冊の本にまとめたいアイデアはずっとありますが、正直、手が回っておりません。