黒鳥本屋探訪〈これから読む本が一番面白い〉

黒鳥本屋探訪〈これから読む本が一番面白い〉

概要

”これから読む本が一番面白い”をコンセプトに、若林恵がさまざまなゲストとともに本屋を訪れ、ゲストや書店員さんとトークを繰り広げながら実際に本を買う動画シリーズです。


成り立ち

「黒鳥本屋探訪」のアイデアは、若林が時間をつぶすために親しい編集者と本屋を訪ねたところから生まれました。本のプロである編集者と、お互いに情報交換しながら本棚を眺めていると、次から次へと欲しい本が出てくる上、自分が普段目に留めないような本と出会うこともできます。その体験が、まずは、この企画のベースにあります。

また、黒鳥社が本を出版するたびに熱心に売ってくださる「独立系書店」の面白さを紹介したい、という思いもありました。独立系書店のなかには、公共性をもった、地域の人びとのハブになっているような場所もあります。書店というものがもつ、うまく言葉にできない魅力が何なのか、何らかのやり方でかたちにできないか。そんなことも考えていました。

実際に企画をスタートしてみると、どの本屋さんも、どの店主さん/スタッフさんもそれぞれの個性があって面白く、それぞれの「本屋」観もユニークで、いつもはっとさせられます。動画としては、よくありそうなシンプルな構成の番組ではあるのですが、どこかうまく言葉にしきれないところがあって、それは本屋さんというもののいわく言い難い複雑さに由来しているのかもしれません。