JR東日本:TokyoYard PROJECTアドバイザリー業務
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)
概要
「グローバル・ゲートウェイ」を標榜し、100年続くまちを目指す品川周辺の大規模都市開発において始まったJR東日本が主導する「TokyoYard PROJECT」。パノラマティクスの齋藤精一さんにお声がけいただき、アドバイザリーとして本プロジェクトに参加しました。「100年続くまち」をつくる上で、本当の意味でのグローバル・ゲートウェイとは何なのか?齋藤さんや、ムラカミカイエさん(SIMONE)、内田友紀さん(RE:PUBLIC)らとともにディスカッションを重ねました。また、noteのシリーズ「TAKANAWA GATEWAY CITY/JR東日本」のアドバイザリー業務も担当しています。
成り立ち
山手線49年ぶりの新駅となった高輪ゲートウェイ駅。2020年3月から利用が開始されましたが、JR東日本では開業前から、駅周辺を中心とした品川エリア開発において、「共創」と「実験」を実装したまちづくりを目的とした「TokyoYard PROJECT」が構想されていました。
本プロジェクトを主導していたパノラマティクス齋藤精一さんからのお声がけにより、アドバイザーとして本プロジェクトに参加させていただくこととなりました。
2018年9月からは、プロジェクトに携わるスタッフ全員で、まちづくりの根幹となる考え方を議論しながら、意識を合わせ、共有・実装していくために、齋藤さんと若林をファシリテーターとした打ち合わせを開始。2018年は月1回、2019年は2カ月に1回のペースで、街づくりに関わる悩みをスタッフ陣から共有いただくだけでなく、各回のテーマに合わせて有識者を特別講師として迎えたレクチャー&ディスカッションを実施しました。
講師には、SIMONE代表・ムラカミカイエさん、RE:PUBLIC共同代表・内田友紀さん、東京R不動産ディレクター・林厚見さんなどにご参画いただきました。
また、高輪ゲートウェイ駅が開業した2020年には、プロジェクトの活動や取り組み、開発の概要や背景を、noteを通じて発信していきたい、とのご相談をJR東日本から受け、ライターの和田拓也さんの協力のもと黒鳥社はアドバイザーとして「TAKANAWA GATEWAY CITY/JR東日本」noteページの記事制作チームに加わりました。
このプロジェクトでは「ロジックモデル」(詳細は「ロジックモデル入門ゼミ」ページに記載)というフレームを使って、プロジェクトが目指す変化、そのためにすべきことを言語化・論理化していく作業を行いました。ロジックモデルを使ってプロジェクトを論理化する試みは、この後にも何度かトライしています。