世界経済フォーラム第四次産業革命日本センター(WEF C4IR):「Global Technology Governance Summit2021」の企画関連アドバイザリー業務

世界経済フォーラム第四次産業革命センター(C4IR)

世界経済フォーラム第四次産業革命日本センター(WEF C4IR):「Global Technology Governance Summit2021」の企画関連アドバイザリー業務

概要

世界経済フォーラム主催「グローバル・テクノロジー・ガバナンス・サミット」が日本をホストとして初開催されるにあたり、黒鳥社は企画監修として参画。C4IR日本センターのチームメンバーと、テクノロジーと社会課題に関するアジェンダや会場デザインなどについて議論しました。また、開催に先立って進められた東洋経済オンラインでの連載企画「日本の分岐点 未来への対話」の企画・編集を担当しました。


成り立ち

世界経済フォーラムと日本政府などが設立した「第四次産業革命日本センター(C4IRJ)」の日本支部からの依頼を受けてお手伝いしたプロジェクトです。

2021年4月、世界経済フォーラム主催「グローバル・テクノロジー・ガバナンス・サミット」が日本をホストとして初開催されるにあたり、黒鳥社は企画監修として参画し、C4IR日本センターのチームメンバーと、テクノロジーと社会課題に関するアジェンダや会場デザインなどについて議論しました。

開催に先立ち、C4IR日本センター長(当時)の須賀千鶴さんをホストとして、東洋経済オンラインにて、グローバルにおける日本の価値を探るべく、各界の知識人との議論する対談シリーズ「日本の分岐点 未来への対話」という連載を実施。「国際社会における日本の生き残り戦略とは何か、これから何を売りにしていくのか?」というお題のもと、国連事務次長の中満泉さんなど、世界の最前線で働く日本人の方々にお話を聞いていく企画は、毎回示唆に富んだ内容となりました。

また、会場デザインの議論では、建築家の岡部修三さん、パノラマティクス主宰の齋藤精一さんにもご参加いただき、これからの「日本的なデザイン」のあり方について議論を重ねたほか、国際カンファレンスの意義などについて、改めて掘り下げて議論する機会ともなりました。

残念ながら、新型コロナウイルス感染症の影響により、サミットはやむを得ずオンライン形式となったものの、テクノロジーと社会課題をめぐるグローバル動向、国際的なルールメーキングに対する日本の戦略、世界的なカンファレンスを日本において開催することをめぐる、さまざまなギャップを垣間見ることができたのは面白い体験でした。