『スタジアムの神と悪魔』 改訂増補版刊行記念イベント
概要
木星社から復刊された『スタジアムの神と悪魔:サッカー外伝 〈改訂増補版〉』の刊行に合わせて、木星社・藤代きよさん、『SHUKYU Magazine』編集長・大神崇さん、本書の大ファンである若林によるトーク&「スポーツ関連書籍」対面販売会を開催しました。
成り立ち
ウルグアイの大作家エドゥアルド・ガレアーノの『スタジアムの神と悪魔』は、ラテンアメリカ文学好きの若林が、そのなかでもとりわけ好きで学生時代から愛読してきた一冊です。それが復刊されると聞いて、版元を調べたところ「木星社」という出版社であることがわかりました。さらによくよく調べてみたところ、木星社の代表が、『WIRED』日本版時代の同僚だった藤代きよさんであることが判明しました。
早速連絡を取り、何か一緒にやろうともちかけ実現したのがこのトークイベントです。独立系の小規模出版仲間である『SHUKYU Magazine』の大神崇さんにも声をかけ、3人で和気藹々とサッカー談義に花が咲く、親密で楽しい会となりました。
スポーツとは極めて関わりの少ない黒鳥社ではありますが、「WORKSIGHT」の編集会議でも、「メタバースえとせとら」でも、「blkswn jukebox」でも、スポーツに関する話題はたびたび登場しますし、若林もなぜかスポーツにまつわる話題は日頃から好んでしています。若林は、スポーツを、いわゆるスポーツジャーナリズムとは違った観点から捉えることに興味があるようですが、その原点に、まさに、ガレアーノの『スタジアムの神と悪魔』があるのかもしれません。