書籍

宇野重規+若林恵『実験の民主主義:トクヴィルの思想からデジタル、ファンダムへ』刊行

宇野重規+若林恵『実験の民主主義:トクヴィルの思想からデジタル、ファンダムへ』刊行

概要

デジタルが社会を一変させるなか、政治は分断を生み、機能不全が深刻です。なぜわたしたちは民主主義を実感できないのか?中公新書から出版された『実験の民主主義:トクヴィルの思想からデジタル、ファンダムへ』は、政治学者・宇野重規さんと聞き手を務めた若林による対話篇です。19世紀の大転換期を生きたトクヴィルの思索と行動を手がかりに、平等・結社・行政・市民のイメージを一新し、実験的な民主主義像を描き出すことを試みました。新しい技術が人びとの想像力を変えた歴史を捉え、民主主義論の第一人者である宇野さんがフランス革命・アメリカ建国後の政治史を解説し、AI時代の社会構想と人間像を探究しました。


属するプロジェクト


コラボレーター

宇野重規 東京大学教授

胡逸高 編集

中央公論新社